喝食

喝食
かっしき【喝食】
〔「かつ」は唱える意。 「しき」は「食」の唐音〕
(1)禅寺で食事をする時, 食事の種別や進め方を僧たちに告げながら給仕すること。 また, その役に当たる未得度の者。 喝食行者。 かつじき。
(2)学問のために寺に預けられ, {(1)}を務めた有髪(ウハツ)の稚児(チゴ)。
(3)能面の一つで{(2)}に似せたもの。 額に銀杏(イチヨウ)の葉形の前髪を描いた少年の面。
(4)「喝食姿」の略。
(5)歌舞伎の鬘(カツラ)の一。 髻(モトドリ)を結んで後ろに垂らした髪形。 「船弁慶」の静など, 時代狂言の高位の女性に用いる。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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